パイル形状
デザイン性がとても特化された物
カーペットのパイルの形状による分類の方法についてご紹介します。 カーペットのパイルの形状の分類方法は、パイルの先端が切られているカットパイルと、パイル の先端がループ状となっているループパイルになります。そして、カットパイルとループ パイルを組み合わせたカットとループパイルがあります。そして、平織りやフェルト蝶のカ ーペットに使われる表面に、毛足がないフラットタイプに大別できます。 カットパイルは、カーペットの表の面にあるパイルを切りそろえた状態のものです。 デザイン性が特化されていて、絶妙な色合いの変 化を楽しめます。
断面の質感とソフトなさわり心地
そして、パイル長が25mm以上あるものをシャギーと呼び、パイルの長さ、太さや密度により、ブラッシュ、ベロア、サキソニー、ハードツイスト、ヘアーなどと呼ばれている種類があります。そしてプラッシュについてですが、プラッシュとは、カットパイルの中でも一番一般的なものとなっていて、毛足の表面は5mmから10mmの間で均等に切られているものとなっています。光の加減により表情が変わり、とても綺麗で耐久性はループタイプには負けてしまいますが、断面の質感とソフトなさわり心地はカットパイルにしか出せないでしょう。
そしてサキソニーとは表面に熱処理を行った後に、ウールのようなとても柔らかいへたりにくさを兼ね備えさせ、遊び毛を出てこなくさせる下降を施したカットパイルとなっていて、パイル長が15mm程度のカーペットをパイル形状の事をいっています。サキソニーは、とても密度が高く、弾力性もとても優秀です。


